私だけの甘々彼氏
と、その前に拓海の出会いの話をしようかな。



あたしは内気で、口下手な子だった。
友達を作るのもヘタクソだったし。
そんなあたしの友達1号が拓海だった。





それは、あたしが公園で転んだ時の事。
石ころに突っ掛かって転んだあたしは、
「痛い。」
とか
「最悪。」
とぶつぶつ文句を言っていた。



血が出ている。
あーでも、絆創膏ないや。
とりあえず家に帰ろう。


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