シスコン総長VS溺愛総長!? 1R
あたしの頭はパ二クっていた。
相当重傷なくらいに
「おおおお落ち着け。話せばわかるんだ。出来心だったんだっ」
「とりあえず、お前が落ち着け」
自分でも何を言っているのかわからなくなっていた。
目は回り、頬が赤くなる
もう一度言おう
あたしは、パニクっている
決して痛い人ではないのだ
ベラベラと訳の分からないことを言うあたしに、カナタはため息をついた。
そして、少し呆れたようなかすれた声で呟いた。