シスコン総長VS溺愛総長!? 1R
「そうだね。ちなみにマナちゃんと俺一緒のクラスだよ?」
「本当!?」
周りが男ばかりと聞いて、友達100人どころじゃなくなったのですごく嬉しかった。
「毎日、迎えに行くね」
「いいの!?」
「心配だしね」
「ありがとう」
ハルはニッコリ笑って、あたしの頭を撫でた。
同い年のはずなのに、なんだかお兄ちゃんみたいだ。
ナオとは全く違うけど。
教室に着いたあたしたちはそれぞれの、席へ座った。
あたしは、窓際の一番後ろ。