生き続ける-消えない思い出-


私は、精一杯の力を振り絞って、必死に蒼の名前を呼ぶ。


「あ、お…あお…あおぉ……」


お願い……

もう、やめて…




──────────ガラッ




その時、教室のドアが開いた。

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