ナンパ男との恋 社会人編
*・・・再び。

「ほら、早くしねぇと
親父にどやされるぞ」

「待って、もうちょっと・・
よし、できた!」


「ったく、朝から何してんだ?」


「何って・・・
洗濯・・干しとかないと・・
明日雨だったし・・」


っていうか、そもそも
半分以上 輝樹の服なんだけど・・・
昨日 輝樹が帰ってきた時
ちゃんとバッグの中身出して
洗濯しておけば良かった・・・


寝る前に 気づいたもんだから
朝からドタバタ・・・

おかげで ギリギリの時間になってしまったわけだけど・・・


「んなもん 乾燥機かけろよ」


「もしもの時があるじゃん」


私の服は どうでもいいけど
輝樹の服は 高そうな服ばっかなんだもん。
恐ろしくて 乾燥機なんてかけれない・・・


「ははは もしもって何だよ?」

まぁ、そんな私の気持ちなんて知る由もないようで
笑われてるけどさ・・・


って・・・あれ・・?

考えてみたら・・・

車に乗りこみ
ふと、頭をよぎった事が・・・


「輝樹、今日 仕事だよね?」

「あぁ?今更何言ってんだ?
見りゃ分かる通り 仕事着だろうが?」

「うん・・・だよね・・・
えっと・・・輝樹
仕事、何時から?」

「7時半集合だったっけな・・」

「7時半!?」

只今の時間 7時45分・・・


「え、あ・・・私
ここでいいよ」


「ん?何で?」

何でって・・・



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