ナンパ男との恋 社会人編


ピンポーンッ


インターフォンが鳴るけれど
立ち上がる気になれない。

ピンポーンッ


何度も鳴るチャイムに


「佐々木さーん、
荷物お届けに来ましたー」


配達員さんの声・・・・


私ってば・・・・

ここで居留守使ったら
また配達しに来なくちゃいけなくなるじゃん。

最低だ・・・


慌てて 玄関の扉を開けると


「あ、すいません。
佐々木さん お荷物が・・」


「こちらこそ すいません・・・」


「いえいえ、こちらに
サインを・・・」


「あ、はい。お疲れ様です」


誰だろう・・・・


受け取ったのはいいけれど

差出人の名前が

私の名前だ・・・。


自分で自分に荷物を送った記憶がないんだけど・・・・



ダンボールを開けると


そこには 小さな紙袋に包まれた物体。


その紙袋を開けると

また、袋があって・・・


その袋を開けると

たくさんの写真が
地面に落ちた。


「なに・・・これ・・・?」








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