狼先輩。


どうしよ……この状況。


先輩が抱き枕みたいに私を抱いてるよぉ……。



先輩の胸から、規則いい鼓動の音が聞こえる。


そして、抱きしめられてるからとても暖かい。



なんだか……安心する。




私はドキドキする自分の胸を押さえながら、ゆっくりと目を閉じた。


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