狼先輩。


「んっ!!」



抵抗したくても、両手が拘束されているせいでできない。



確かに大神先輩は好き。


ファーストキスの相手も先輩がいいって思ってる。




……けど。


こんなのは、私の望んだ形じゃない。



……先輩は、誰にでもキスできるの?


この前だって千沙先輩としてたくせに。



先輩の唇が離れたとほぼ同時に。


私の目から涙がこぼれた。






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