狼先輩。

「ことりちゃんって人の目を見つめるくせない?」


「え?」



そんなこと言われても……。


「ほら、またそんな風に見つめる」


「あ……」



言われてみれば……。



「それ、結構、男は勘違いするよ」


「……そんなこと言われても」



意識してやってることじゃないから……。



「まぁ、そんなことりちゃんの目が、俺は好きなんだけど」



ちゅ、と音を立てて、瞼にキスをされる。



触れられたところが燃えるように熱い。


< 232 / 362 >

この作品をシェア

pagetop