RUNA戦記Ⅲ~水晶宮に眠る竜~



 イヴァンは、慌てて怪物魚を追った。


「……れ」



 かすかに声が聞こえた気がして、辺りを見回す。


「誰だよ?」

「それを拾ってくれ」

 今度は、ハッキリと聞こえた。

 したを見る。


 メダル…か?

 声の主はそれを拾え、と言ったらしい。

 イヴァンはそれを拾い、怪物魚を追った。


















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