LOVE PRINCESS(陽呂&心菜)


心菜からは、顔からも体からも喜びが伝わってくる。

だから、細かい事は置いておこう。


今は心菜が隣に居るんだし。

それはこの先もずっとなんだし。


取り合えず今は……


「心菜さん。家で“まったりDAY”とやらは終了です」

「はぁ? もう?」


そう驚いたような、拗ねたような心菜の唇を塞いで。


「ベッド直行ってことで」


悪戯な笑みを浮かべてやる。


「……うん」


トロンとした目で逆に誘われて。

やっぱりドキドキするのは俺だけかも。なんて、ちょっと悔しくなったから。


今日は絶対寝かせてやんない。



-END-


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