赤 龍 - ｾ ｷ ﾘ ｭ ｳ -

？｢あっ…お前誰だ？｣

あ？お前だと？
てめぇ誰に物を言ってんだ？…と
言いたいけど
そんなこと言えないから


未｢まず自分から名乗るのが普通でしょ？｣


私に話しかけて来た奴は
目を見開いて驚いていた


なんなのこの人｡


？｢あ…あぁ､俺は風見 玲 -ｶｻﾞﾐ ﾚｲ-｣


風見 玲？ 聞いた事あるよーな…｡

まっいっか(笑)


未｢私は高倉 未乃吏｡｣

短く自己紹介をした｡


玲｢高倉…未乃吏は此処で何してんだ？｣

ん？あぁ…

未｢理事長室探してるんだけど｡｣

私はそう言って辺りをキョロキョロと見回した｡


玲｢理事長室はこの突き当たりを
　 真っ直ぐ行って
　 左に曲がってすぐだ｡｣


風見 玲というやつは

詳しく道を教えてくれた｡


未｢ありがとう｡｣


私はそう言って教えてもらった道を
歩いて行った｡


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