ギルディラヴ~社長と誓う偽りの愛~
俺は兄貴と一緒に、叔父夫妻が暮らす邸宅に戻った。


かっては俺たちの家だった場所。



今は叔父家族が自分の家のようにして、暮らしていた。



俺の記憶が正しかったら、庭も邸宅の外観は20年前と変わっていない。



この邸宅だけがどこか時が止まっていたーーー・・・



「諒平君??君は生きていたのか?」


「はい。生きていました…」


何故?俺だけがこの邸宅を追い出されたのかは分からない。


でも、俺は生きていた…



俺の生きてきた岐路は地下道を這いずり回るドブ鼠みたいだけど。

確かに俺はここまで、生き抜いた…



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