ギルディラヴ~社長と誓う偽りの愛~
酒を飲みすぎた諒平さんは私の邸宅で1泊するコトになった。


「ありがとう…弟の自慢話に付き合ってくれて」



勇也が自慢話を始めるとエンドレスだから私たち家族も組員たちもウンザリする。



「可愛い弟だな…」



「勇也が可愛い?」



「…素直でいいじゃん」



「生意気なヤツだよ。勇也が可愛かったのは赤ちゃんの時だけ…」



「…!?」



諒平さんは急に私の洗いたてのタオルで拭いただけの後ろ髪に顔を埋めた。



「シャンプーのいい匂いがする」


「り、諒平さん!?」









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