No.1カレシ





……もう…ダメだ…



ギュッと目を伏せた…その時…



バキッ!!


ドカっ!!



耳を塞ぎたくなるような声が静かな廊下に響く…


解放された手首…


途端にズルズルと壁を伝って崩れ落ちてしまう…



………ギュッ…


「……い…いや…も…離し…て…やだよ…フッ……エ…」



上から覆いかぶさるように抱きしめられる…



「………架…!!」



「離し……て…怖い…いや…」



目からはとめられない涙が…


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