No.1カレシ




突然、大きな声で名前を呼ばれた私はビックリしてつい席を立った。


キョロキョロしていると
みーちゃんに目がいった…。


みーちゃんは”あちゃあー…”とオデコに手を当てている。


一体…なに…??


「五十嵐……てめぇ…またボーッとしやがって!!」


目の前には、怒りのあまり体中から煙が出てるんじゃないかってくらい息を荒げている先生…。



ヤバ……。


「…なにが”ヤバ…”だ!!お前って奴はぁ!!」


「……ごめんなさいぃ…。」



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