涙恋ーナミダコイー
「結衣~朝よ、起きなさーい」
部屋のドアをガチャっと開けて私の体を揺さぶる。
「う゛ーん…おはよう、お母さん」
うーんっと両腕を天井へと伸ばす。
「あ…私、あのまま寝ちゃったんだ…」
よく見れば制服のスカートがしわくちゃになってしまっている。
「あらあら、スカートしわくちゃじゃない!今日は予備のスカートをはいていきなさいね」
そう言うとお母さんはスカートを取りに行ってしまった。
あえて昨日のことには触れないでいるお母さん。
ありがとうお母さん。