しーくれっとらぶ
「とりあえずよかったねっ♪」



亜紀はそう言ってあたしの手を引いて歩き出した。



「…━唯、ごめんね…
またあたしのせいで唯に辛い思いさせちゃった━……」



亜紀はそう言って立ち止まりあたしの手をギュッと握って俯いた。


きっと、あたしを1人にしてトイレに行ったことを言ってる。



亜紀のせいじゃないのに…━



『も~…(笑)ι
亜紀のせいじゃないって。
亜紀は最近、自分のこと責めすぎだよっ!』



あたしはそう言って亜紀の顔を覗き込んで笑った。



「ごめん、ありがとね。」






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