しーくれっとらぶ
「遅ぇんだよ…!
━!亜紀の髪なんか今日違うじゃん。超可愛い♪」



ゆる巻きにした亜紀の髪を見て、慎君の機嫌が戻った。



「本当~??
唯がしてくれたんだ♪」



亜紀はそう言って嬉しそうに髪を指でクルクルしている。



「唯の髪型もむっちゃ可愛ええで☆
おだんごやん~♪」



龍はそう言ってあたしのアップにした髪型を触りながら言った。



『えへへ~♪
亜紀がしてくれたの。
あたし上手く出来ないからι』



「いつものサラサラもええけど、今日のもむっちゃええわ~♪」



龍は今日の髪型をすごい気に入ってくれたみたい。



「よし、行くか♪」



あたしたちは慎君の運転する車に乗ってマンションを出発した。




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