しーくれっとらぶ
「…いっ━!唯っ━!!」


ふと亜紀の声で目が覚めた。


『んん…━?』


目を開けると亜紀の顔がすぐそこにあった。


「起きてー。寝に行くよ??」

『え…??亜紀…?』


あたしは寝起きで頭がボーっとして状況が掴めない。


「もー…ιほらっ、起きなよっ。」

「唯ちゃん寝ぼけてるん?」

『…んん!?』


あたしは龍君の声でようやく、泊まりに来ていたことを思い出した。

あたしは知らない内にソファーで寝てしまった
みたいだ。


「唯起きてんの??」

『起きてるっ…』


慎君の声にあたしはダルい体を起こしながら答えた。


「寝に行くで??」


龍君があたしの腕を引っ張って立ち上がらせた。


そして、あたしは龍君に引っ張られるまま龍君の部屋に向かった。




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