シークレット・ガーデン ~禁断のキス~【更新停止中】


ねぇ、ちぃ。


ちぃなの……?


それとも、別の……



「ひなたっ?ひなたっ!」



部屋の床に倒れこんだあたしが、最後に見たのは。


心配そうなお母さんの顔と、


悲しそうな女の幽霊の顔だった。




呼吸が元に戻らないまま、


あたしは意識を手放した。





『近づいてはいけないと、言ったのに……』





耳の奥で、その声が反響していた。





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