【珍獣使い】の憂鬱
「どうして泣いてるんですか?ケーキ嫌いでした?」


違う、そうじゃないと俺は首を横に振りました。


俺は知りました。

心が悲鳴をあげました。


そして、その悲鳴で、金棒を持った疑いの鬼は驚いて、どこかへ消えていきました。


うれしい、と。


そう心が悲鳴をあげたんです。

「ぼく、ナツさんのこと泣かしてばかりですねえ…」
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