lovelove♡story

31〜陸side〜



こんな暑い海の家のバイトなんて、ほんとに申し訳ない。
今日、織花の紹介できてくれることになった井岡さんを思って、少し気の毒になる。

電話の感じでは、落ち着いた感じの子だった。

もうそろそろ時間のはずなんだけど。
洗いものをしながら時計をみたその時。

「すいませーん。」
電話できいた声。

表にでる。

そこには、キャミソールにショートパンツ姿の女の子がいた。

まじ?すげー可愛くね?

背は小さいけど、ショートパンツからでた脚がスラリときれいだ。
オシャレな感じの麦わら帽子が風にとばされないよう必死に抑えている。

はっと我にかえる。
「あ、井岡さん?」

「はい。よろしくお願いします。」
そう言って帽子をとる。

あ、礼儀正しいな‥
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