lovelove♡story

15



その日の放課後。掃除当番ですっかり遅くなってしまった。
私は悠希のところへ。

悠希は1人で本を読んでいる。
私は、そこにそっと近づいて、悠希に目隠しをする。
「だーれだ?」

悠希は私に目隠ししたまま答える。
「りほ、遅かったね」
そしてゆっくり私の手を外す。

「帰ろうか。」
「うん」

私たちは教室をでた。
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