好き…だけどつらいよ…
案の定…状況をきかれる。
「フラれた」
そんなこと言いたくなかった。
現実として認めたくなかった。
でも…仕方がないんだ。
すべては俺が悪いんだから…。
そのとき聞こえてきた声…
「まだ…好きなの…っ!
山里くんが…大好きなの」
太陽の光によって
誰かわからなかった。
けど、、
この声…
花園…っ!
いまの言葉……
「廉、ガンバんな!」
隣で一緒に隠れていた皐月に
押される。
「うわっ!」
ちょ、皐月!?
驚く間もなく俺は
湧井と花園にみつかった。