約束~幼馴染のアイツと~
幼馴染


キーンコーンカーンコーン♪

この春、私は高校2年生になった。

「ゆう~今年もよろしく♪………とついでに坂下も。」

チャイムが鳴りぎりぎりのところで教室に入ると私の親友、天美 零が私にそう声をかけた。

「零、よろしく。」

私と一緒に教室にはいってきたのは幼馴染の坂下霧斗。

「あぁ。」

ちなみに私は篠原 ゆう。

そして3人で話していると…………「え?!皆して俺は無視?!」と突然の声。

「あぁ、おはよ。輝。」と挨拶する私。

「うん、おはよ………って違うから!なにナチュラルに言ってんの?!ゆう!」と興奮した様子で言う伊川 輝。

「だって、無視?!って言ったから………」と私が話すと

「うん、言ったね。でもね、俺はごめん。を期待してたわけ!」とさらに興奮した様子で
言う輝。

「あ、そうなの。ごめんね、輝。いるのは知ってた。」

「うわぁぁん、霧斗!ゆうの天然が恐ろしい~」と泣きまねをしながら霧斗にくっつく輝。
 
「こいつは昔からだ。マイペースだしな。」と私を指差しながら言う霧斗。

「そんなことより、チャイム鳴ったし。先生来てるから。」と涼しげに言う零。

「それじゃ、朝のHR始めるぞぉ。」と先生が出席を取り始める。

朝のHRが終わり教室をでていく先生。






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