誠実な下僕達と我が儘な女王様

『礼~学校間に合う?』

「あったり前っ」

ブロロロ~

 「もうすぐだよ」

『やーん礼大好き!さすが私の弟!』

「わーいもっと褒めて?」
 『もうっ』

本当礼は可愛い

小さい頃から両親が

いなくて私がずっと

面倒見てきたからか

私にベッタリな礼。

まっそこがまた

可愛いんだけど

たまにいじめ

たくなっちゃう

『じゃまたねっ』

「うぅバイバイ」

 しゅんっ

うわっ!礼の[離れたくない攻撃]だ

 よしあの手だ…

『礼、あのさ帰ったらほっぺにチュウしてあげるから。ね?』

 「本当!?」

 『うんっ』

 まっしないけど

 (( ̄ー ̄)

「やった!んじゃバイバイ!」 

 ふぅ~切り抜けた

よし!帰ったら

約束してないって

シラを切ろう

多分泣くけど

そう考えながら

私は校門を通った。
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