GOLDMOON~美しき獣の赤い糸の花嫁~
「小笠原!!」



これは…神の力を得る…禁断の魔法陣。



「スローネ…お前はケルブを頼む!!」



「待て…」



小笠原の足元に現れた魔法陣の文字が、彼の身体に刻まれていく。



夜空が昼間のように明るくなり、金色の満ちた月が深紅に染まっていった。




小笠原は天界にいた羅刹神となったーーー・・・













< 242 / 264 >

この作品をシェア

pagetop