GOLDMOON~美しき獣の赤い糸の花嫁~
「…尭耶さんも陰陽庁の仕事をするんだ」



「…ケルブを助けてやれと言うのが小笠原の遺言だ…」



「私は民間人だし…容易には会えないね…」




「栞…ムードも何もないが・・・俺と結婚してくれ。そうすれば、お前とここで暮らせる…」




「尭耶…さん」



「…返事は考えていてくれ」




「私…尭耶さんと結婚します…」



私は尭耶さんの右手をそっと握った。




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