君の隣で夢みた未来

はじめの一歩≪side M≫

あたしの大好きな時間のお昼休み。


最近はすっかり外の気温は夏を主張していてなんだか、教室から出たくない。


昼食を食べる為仲良しと机をガガガとつけるクラスメイトも居れば、机をつけるのが面倒臭い人たちは、近くの席の人と談笑しながら楽しいランチタイムを過ごす。


あたしも花月をはじめ数人の女子と机をくっつけてその時間を過ごした。


お弁当のおかずを交換し合ったり、様々な会話が飛び交う。


あたしたちは1時間近くの昼休みを楽しい会話で過ごした。


その途中、喉が渇いてしまったあたしは花月に一言いって席を立った。