君の隣で夢みた未来
特等席≪side M≫
お昼休み、あたしは足取り軽く廊下を歩く。


小さく鼻歌なんかを口ずさんでみたりして。


最近、本当に毎日が楽しい。


そして、嬉しい。


花月にも「最近は浮かれている」とやや呆れ気味に言われてしまうほど。


毎日が輝かしいってこういうこと?


中学の時に夢みていたことが、夏休み直前に訪れるなんて夢にも思っていなかった。


あたしは、購買へ行っていつものアイスティーを買う。


最近は、購買のおばちゃんもあたしの顔を見るとそれを手にするほどだ。



「はい、いつもの」



おばちゃんはそう言ってあたしに手渡してくれた。



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