史上最悪!?な常務と
そして常務は車のドアを開けて先に降り、
後部座席にいるアタシのほうまで回ってきた。
そして窓から覗きこみ、
アタシを見る。
わっ!
びっくりしたっ!
いくら目鼻立ち整ったイケメンでも
こんなのびっくりするっての!
そして彼はドアを開けようとする。
ちょ、何エスコート的なことやってんのよ、
常務のくせに。
「大丈夫ですからっ!」
アタシは慌てて自分でドアを開ける。
「カナタか?」
ちょうど車を降りた時、
聞こえた声にふたり、
振り向くとそこには。