史上最悪!?な常務と


逆に祖父はいつも穏やかで人望も厚かった。

だから彼の人柄に惹かれ常に周りにはいろんな人がいた。

社長の座を退き、
父親が社長になってもそれは続いていた。

今から考えると父親は焦っていたのだろう。

いつまでも祖父の周りに人が集まることに嫉妬していたのかもしれない。

でもそれは結局、
空回りして余計に人を遠ざけたのかもしれない。



「会社の中で一番の危険な存在は社長だよ。
だから傲慢になっちゃいけない、雇っているんじゃない。
一緒にやっていくんだって考えが大事なんだ。
だからみんなの言葉に耳を傾けなさい」

いつもそう言っていた祖父。


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