史上最悪!?な常務と
中に入るとマンションとは思えないほどの広の玄関。
天井は高く、
素人が見ても高級そうな雰囲気。
へー…、すごいな。
きれいに片付いてる…、
とまでは言えないけど。
まあ、
そんなに思ってるより散らかってもない、か。
そんなことを思いながら、
部屋へ上がり、
確かめるように廊下をゆっくりと歩く。
「おはよう…ございます…?」
しんと静まり返った部屋。
あれ?
いないの?
そんなことないでしょ。
そしてアタシは廊下からリビングへの扉をあける。