失恋はっぴーえんど


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店を出て電車で2駅過ぎ、
10分程歩いた所のアパートだという。



自分の足元を見つめながら、
たまに話しかけてくる彼女に応答して、
彼女のアパートに着いた。



「ここの部屋だよ」



そう言われて玄関に足を入れると、
香水の香りが鼻をついた。
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