失恋はっぴーえんど



しばらくすると、
彼女の声が聞こえた。


「ごめん、待たせて!」


反射的に声のする方を向くと、

..今までとは別人の彼女が居た。



少しはだけたバスローブ。
下ろして胸まである濡れた髪。
白く細い手足。




...これは...。



「ねぇ、元カノと私。
 どっちが良い...?」
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