失恋はっぴーえんど


きっと、おばさんが見たら
美緒に届けてくれるはず。



雪が少なくなった朝。

ポストに手紙を入れた。




それだけで晴れ晴れした
気分になる。




「...届きますよーに。」


いろんな意味を込めて呟き、
会社へ足を向けた。
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