ようこそ片思い恋愛相談所へ!

恋のトライアングル!!

嵐のようにやってきた高砂さんのお母さんも無事に大阪へ帰り

瑞季さんも締め切りを無事に切り抜け

また静かな日々が戻りつつあった

いつものように一通り雑務を済ませると

本屋のカウンターで店番をしながら物色した古本を読む

すると二階から瑞季さんが降りてきた

「お、おはようございます」

寝起きだというのにいつ見てもキレイな顔

「ん?なに」

「いえっ、何も…」

やっぱり高砂さんへのドキドキとは違う

瑞季さんを見るだけで一瞬で体温が上がるもん

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