アイライロ
【Shota】



それから大倉とは何回も会って、


飲んだりしゃべったり




めっちゃ仲ようなった。







ある日、

飲み直すんは大倉ん家にしようゆうことなって、



二人でべろべろになりかけてたけど大倉ん家に行った





でも






部屋に入ったとたん大倉は



俺を抱き締めてきた




一瞬何が起こったのかわからんかったけど






背がちいちゃい俺は大倉にすっぽり包まれてた


「大倉?」







「安田…あんな、



俺



お前に引かれる思たけど


もう自分抑えられへん





俺




お前のこと





「大倉あかん。」








いつかこうなる可能性は考えてなくもなかった。




時々見せる大倉の仕草に


気づいてたくせに見てみぬフリをしてた俺が悪い





「え?」


戸惑う大倉





「俺な、大倉と会って、いっぱい飲んで、
いっぱいしゃべって、




大倉のことめっちゃええ奴やと思ててん





せやけど






今は



大倉の思いには


答えられへん」


「………今は、てどういうこと?






俺アホやから



期待してまう







嫌なら嫌やってハッキリ言うてくれたほうが…えぇ」



大倉の掠れる声






泣いてんねやろか






「今はさ、大倉も俺も酔うてるからさ、




大倉は酔った勢いで



言おうとしてるかも知れへん」


「そんなこと…」




俺を抱き締める手に力が加わる









< 5 / 7 >

この作品をシェア

pagetop