アイリス~不良学園のボス~
ファミレスを出るなり、制服姿とか関係なく先輩はタバコを吸いはじめた。
そのせいで手を繋ぐことはなく、私は黙って先輩の横を歩いていた。
「きゃっ」
「あぶねっ」
何もないところで転けそうになった私を先輩はタバコを放り投げて助けてくれた。
昔から考え事をしながら歩いていたりすると、よく転けそうになるんだよね。
自分でもドジだなって自覚してる。
「先輩、ありがとうございます」
「ああ、気をつけろよ」
「はい、なんでかよく転けそうになっちゃうんですよね」
笑いながらそういうと、優しいため息が先輩から漏れた。
そのせいで手を繋ぐことはなく、私は黙って先輩の横を歩いていた。
「きゃっ」
「あぶねっ」
何もないところで転けそうになった私を先輩はタバコを放り投げて助けてくれた。
昔から考え事をしながら歩いていたりすると、よく転けそうになるんだよね。
自分でもドジだなって自覚してる。
「先輩、ありがとうございます」
「ああ、気をつけろよ」
「はい、なんでかよく転けそうになっちゃうんですよね」
笑いながらそういうと、優しいため息が先輩から漏れた。