アイリス~不良学園のボス~
成泰は好きだとかあまり言ってくれるタイプじゃない。



だけどいつも優しくて、私に向けられる視線はいつも温かかった。



だから好きでいてくれてると思っていた。




「じゃあな」




成泰は再び私に背中を向けてかえっていった。



私はその場にしゃがみ込み力なく涙を流した。



成泰がもう私のことを好きじゃないと思うと悲しすぎるよ。




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