隣の山田君

「赤間―」


「はぃ…。」


出席番号1番から順に呼ばれていった。

全員呼ばれるとは分かっているが、

やはり緊張するものだ。


声変わりしていない

赤間君の声がいつもより高く聞こえた―
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