幼なじみは俺様アイドル
「おいっ!」
やっぱり、男の人の速さには勝てるわけないか…。
葵は息を切らせて、私の腕をつかんでいた。
「俺はっ…」
「…」
「紗菜が好きだ…けど」
「けど…?」
「俺は、一応芸能界に入る奴だ」
だから、私のことは好きだけど…付き合えないってこと?
「あの時のキスは!?…好きな奴って…私だったの?」
「そうだよ。お前が好きだし、好きだからキスしたんだよ」
そっか、やっと本音が聞けた。