夢でいいから~25歳差の物語
そんなことをしばらく考えていると、ケータイがけたたましく鳴った。
ディスプレイに映し出されていたのは先生の名前。
メールのようだ。
内容は以下の通りだった。
『久しぶりだな。こっちでは雪のクリスマスイブだ。そっちはどうだ?』
ふむふむ。
実にシンプルだ。
先生らしいな。
私はこう返信することにした。
『お久しぶりです。こっちでも雪が降っています。珍しく結構積もりそうです』
「送信しました」という白いゴシック体の文字を見てからケータイをパタンと閉じた。
先生からメールをくれるなんて嬉しい。
私は子供のように喜んでいた。
出来るならこの雪の下を飛び出して先生に会いに行きたい。
無理だけど、会いたい。
あのキラキラした笑顔に。
また、思い出す。
私を呼ぶ特徴のある低い声。
「会いたいよ…」
想っても想ってもケータイの向こうの先生には届かない。
先生はただメールをくれるだけ。
私はきっとただのメール相手。
雪はそんな私に構うことなく、窓から見える赤い屋根を薄く覆っていた。
またケータイが鳴る。
「…!」
内容を見た私は驚いた。
まさか先生がこんなことを言うなんて。
『そうか。それにしてもこの雪、お前と見たかったな』
ディスプレイに映し出されていたのは先生の名前。
メールのようだ。
内容は以下の通りだった。
『久しぶりだな。こっちでは雪のクリスマスイブだ。そっちはどうだ?』
ふむふむ。
実にシンプルだ。
先生らしいな。
私はこう返信することにした。
『お久しぶりです。こっちでも雪が降っています。珍しく結構積もりそうです』
「送信しました」という白いゴシック体の文字を見てからケータイをパタンと閉じた。
先生からメールをくれるなんて嬉しい。
私は子供のように喜んでいた。
出来るならこの雪の下を飛び出して先生に会いに行きたい。
無理だけど、会いたい。
あのキラキラした笑顔に。
また、思い出す。
私を呼ぶ特徴のある低い声。
「会いたいよ…」
想っても想ってもケータイの向こうの先生には届かない。
先生はただメールをくれるだけ。
私はきっとただのメール相手。
雪はそんな私に構うことなく、窓から見える赤い屋根を薄く覆っていた。
またケータイが鳴る。
「…!」
内容を見た私は驚いた。
まさか先生がこんなことを言うなんて。
『そうか。それにしてもこの雪、お前と見たかったな』