ヤンキー王子とラブレッスン③【完】
「あの……。
家まで送ってくれるの?」


ピタッとくっついて座らされた車内。


五十嵐くんの横顔を見あげると……。


「送るのは、さっきの続きが終わってから」


めちゃくちゃ色っぽい声で囁かれた。


「……っ。
さ……さっきの続きって……」


「ん?
忘れたとは言わせねぇけど?」
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