笑う門にはオレ様がきた!!
だって私には解るから。


今、いくら泣いていても
やがて飛行機が着陸し
新しい地に一歩足を踏み出した時


全てが始まる事を。


それは私にとって
いつか必ず戻るであろう


私の帰る場所に向けて歩きだす


第一歩だから…


いずれその時が来たら
今度は私があの人の元へ
福となって帰ってあげよう。


さみしがり屋のあの人を
誰よりも幸せにするために


そう決意をすると
私は笑顔で新しい一歩を踏み出した。















『笑う門にはオレ様がきた!!』

fin

次ページより
『笑う門にはオレ様がきた 再会編』に続く…



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