笑う門にはオレ様がきた!!
ぶっきらぼうな言葉遣いとは裏腹に
オレはそっと彼女を振り向かせると


優しくオレの手で
彼女の頬を包み込む…


そして…
















グニっ


「ひふぁひへふ」
(痛いです)


「ふぁひふるんふぇふふぁ?」
(何するんですか?)


思いっきり両方のほっぺを
引っ張ってやった。


「当たり前だろ、
何で個展の事も帰国の事も
何一つオレに言わねぇんだよ。」


「ふいまふぇん…。」
(すいません…)


このままでは何言ってるのか
さっぱり解らないので
漸く頬から手を離してやることにした。









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