車座(掲示板・雑談)

窒息シリーズ

私は長編が書けない。

原稿用紙で、二百枚を超えたことが、ないのである。

短編ばかりの公開になってしまうのだが、読者の方にはこんなことを言われた。

──息を止めて読んでいるかのよう、だと。

また、ある人はこう言う。

──ムダだ文章も必要だと。


密度が濃いのは自覚している。

しかし、ダラダラとした文章は書く気にならない。

ならば、最後まで、息をさせない作品、──窒息シリーズでも書いてやろうという気構えが、出来た。

二百ページの窒息作品。


気軽に読めないケータイ小説サイトで、窒息感を味わえる作品を書いてやろうと思う。

2010/02/23
< 98 / 99 >

この作品をシェア

pagetop