いつの日も、いつまでも
−−−
「−−じゃあ、この問4。鮫島ー」
「んあ?
えーっと、わかんね。」
不意に当たった彼は
考えるそぶりも見せず、にこやかに控えめな八重歯を見せて即答。
−ちゃんとやれよ悠斗ー
−悠斗可愛いっ
クラスで中心人物な彼。
いじられキャラではなくて、いかついヤンキーな訳でもない。
彼はふわふわした、どちらかと言えばヤンキーだね。って感じのチャラ男。
寝るぐらいだったら授業でなきゃいいのに。
当たるの当たり前じゃん。
まあ、これもいつものこと。