どうぶつ童話集。
 

ほたるはお空を見上げて飛び立ちました。


「ボクと同じ光に会いに行こう、きっと、たくさんお友達ができる」


ほたるは顔を赤く染めて笑います。



どれだけ川を上ったでしょう。

どれだけ高く、高く、飛んでも、たくさんあるひかりの1つにも会えません。

ほたるは近くの草で羽を休めてお空を見上げます。


「どうしてみんなの所に行けないのカナ?」

ほたるは悲しくなって俯きます。


すると、
川の中で


ほわり、、、


と何かがひかりました。

 
< 16 / 98 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop